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中国紫檀博物館 紫檀木彫りの永定門公開

時間:2016-09-21 12:17:39

中国紫檀博物館 紫檀木彫りの永定門公開

9月19日、北京史研究会会長李建平が中国紫檀博物館建設17周年を祝い、老北京城壁、城門歴史について講演を行った。写真は公開された紫檀及び阴沉木で作られた永定門の模型。

中国紫檀博物館は、中国で初めて紫檀芸術を収蔵研究、陳列展示した博物館。中国国内最大規模で伝統的な古典家具を専門に扱う民間の博物館となっている。2010年より百名の匠を集め、1:10の比例で北京の城門レプリカを作製している。老北京城門は、正陽門、崇文門、宣武門、朝陽門、阜成門、安定門、徳勝門、東直門、西直門、永定門、広渠門、広安門、左安門、右安門、東便門、西便門と16棟がある。中国紫檀博物館の話では、既に16棟全て制作は終わっており、この先16棟全てを公開したいと話している。

現在、中国紫檀博物館内では永定門模型が展示されている。作品は城門だけでなく資料に基づき瓮城と箭楼部分も復元。梁枋、斗拱、木装飾など木の組み合わせ部分は全て紫檀を使用。煉瓦や瓦には阴沉木を、大門門丁には黄銅金を、千金は黄銅皮で包むという拘り。完全に古代建築規格に沿って作られており、細部の花模様装飾まで緻密に再現している。材料と芸術価値は値が付けられないのは言うまでもない。
 

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