故宮「上書房」で授業スタート

6月1日、故宮の「上書房」で授業がスタートした。今後、ここを訪れる子供達は、もっと身近に宮廷歴史と文化を学ぶことが出来るようになる。

文創児童体験店は、故宮博物院内の景和門エリアに位置。昨年、故宮博物院が東長房エリアに文化創意体験館を設立したことを受け、この度児童向けのエリアも開発していこう、という試み。

体験館は総面積が約200平方メートルあり、部屋の配色や装飾は全て子供向け。対象は3歳から12歳という幅広い。最南端にある「上書房」は、比較的小さな子供向け。椅子や机にも安全が配慮されている。中間エリアにある「相互教学区」は、少し上の年齢の子供向けで、故宮文創商品の体験を通じて故宮文化を学ぶ内容となっている。そして最北端エリアは父兄の待合所。軽食が提供され、また故宮図書と文創商品が展示陳列されている。