北京市の天気予報マーク新しく

今年の雨季より、北京市は新しい暴風雨警報マークを使用している。新しいマークは、強度等級により、青色、黄色、橙色、赤色の4色を使用。それぞれの場所で、時間と雨の強度を規範に発布される。新しい警報マークは従来のマークに比べ直観的で簡潔。見た人が一目瞭然で判断できるものになっている。

暴風雨は北京市民の生活生産に影響を与える主要な気象災害のひとつ。常日頃から防災知識を身に着け、また気象部門は暴雨が襲ってくる前に一刻も早く警報信号を発信しなければならない。

新しいマークの暴風雨を例にあげると、改定前は1時間の降雨量が20㎜以上の場合、また3時間の降雨量が30ミリ以上の場合、更に若しくは12時間の降雨量が50ミリ以上だったが、新しい暴雨青色基準は、未来予想1時間の降雨量が30ミリ以上、または6時間の降雨量が50ミリ以上となっている。

これから雨の多い時期がやってくる。北京市は今後、更に完全な防災体制を作る為、天津や河北の境の雨情報を共有、更に道路積水状況を把握し交通渋滞を回避。誘導体制を強化、室外電子パネルと北京テレビ放送交通番組を利用して積水情報や迂回情報を発布する計画とのこと。