北京緑?手続きが簡素化

今後、北京緑?（永住許可証、グリーンカード）の申請を希望する場合、紙での社会保険対帳単（社会保険ステートメント）の提出が不要となった。北京合法固定住所証明など居住委員会が出す関係証明書類も一律不要となった。その他、人力資源和社会保障局（以降、人社局）は、北京市工作居住証は絶対に偽を許さず、偽の材料またそれで所得した緑?については、調査を実施し、相当する企業及び個人についてはブラックリストに登録し、永久に工作居住証の資格を失い、法律的処置を受けることを強調。

目下、『北京市工作居住証』の保持者は、不動産や車の購入、子供の入学、社会保険医療の享受、出国手続き、職称考評、創業資助の享受など多方面において北京市民と同じ待遇を受けることが出来る。毎年、多くのひとが北京緑?の申請を行っている中、北京市人社局関係者は、「国務院の関係要求に基づき、北京市はこの度大幅に北京緑?の申請条件を簡素化させる。たくさんあった、元は重要だった必須書類も取消し、もっと簡単に目的が達成できるよう便宜を図った」と発表。

もう今後は、紙による社会保険対帳単の提出不要、社会保険納入記録をプリントアウトする必要もない。人社部門の話によれば、この措置は、現在、北京緑?の申請システムが社会保険システムと連動しており、申請人の姓名、身分証番号などデータを入力すれば、社会保険納入記録が確認できるようになった為。

その他、北京合法固定住所証明については、具体的な賃貸協議と賃貸納税票受取証（街道租賃房屋税務征部門が出したもの）があれば、これまで必須だった居委が出す允許房屋出租証明が不要となる。もし居住先が親戚や友人の不動産を借りているなどした場合、最新の要求は具体的な不動産証明書と親戚友人の身分証で良くなった。

この度の新制規定では、北京緑?申請人は、近日連続6カ月の個人所得税納税証明を提出する必要が出てきている。一般に一カ月の最低納税金額は150元。また毎月150元の納税額。相当する税抜給与は5900元以上、税込給与7800元前後となる。しかし人社局関係者は、「目下、北京市は研究工作居住証システムと個人納税システムのデータを交換することが出来るようになっており、将来的には納税証明も省略できるようになるだろう」と語っている。

○どんな人が工作居住証を申請できるのか？
首都経済の発展及び産業計画の要求に符号する北京市行政区域内で具体的に法人資格のある企業単位、民間申請非企業単位、社会団体、外国（地区）、外埠在北京設立の非法人分岐機構に務めるひと。

上述単位で招聘される人は、北京市で合法安定した住所且つ準備中の条件であれば申請可能。2年以上の職歴がありまた学士以上の学位を取得していること。また中級以上の専業技術職務または相当の資格、資質を持つ人材。首都経済と社会発展に突出した貢献が出来る及び特殊領域、特殊業界で緊急に有益な人材である、等。

○証明申請に必要な材料
（1）企業法人営業証明書若しくは事業単位法人証明書、民間申請非企業単位登録証明書（法人）、社会団体法人登記証明書、外国（地区）、外埠在京設立非法人分岐機構営業許可証及び組織機構コード証の原本及びコピー
（2）工作居住証申請表一式二部と申請事務処理報告
（3）学歴証明書、学位証明書もしくは職称証明書、身分証原本及びコピー
（4）申請人の北京における合法固定住所証明（その内一つで良い）。①本人不動産証明もしくは不動産購入契約書、②賃貸協議と租賃税票居（街道租賃房屋税務征収部門だ出すもの）、③会社の借り上げ社宅に住む場合、不動産登記会社が出す不動産登記証もしくは租賃契約書及び単位が出す申請人居住証明。④居住親戚友人の不動産である場合、その不動産証明及び親戚友人双方のサインがある声明（インターネット上で模板を提供）、双方の身分証。
（5）聘用（労働）合同
（6）申請単位納税の個人所得税完税証明
（7）最近撮ったカラー写真（脱帽のこと）
（8）誠信声明
（9）配偶者と共に住む場合、結婚証明書、配偶者の身分証及び配偶者の北京の仕事の労働合同原本とコピー
（10）子女と共に住む場合、戸籍地計画政策範囲内で生まれた子女の場合は出生医学証明を、計生政策を違反して生んでいる場合は、その子女の出生医学証明及びその他証明、申請人との血縁関係が証明できるもの。

○継続の場合
１．システムがプリントアウトする『北京市工作居住証継簽申請表』及びハンコ（一式二部）、単位報告申請
２．有効な企業法人営業許可証若しくは事業単位法人証明書、民間申請非企業単位登録証明書（法人）、社会団体法人登記証明書、外国（地区）、外埠在京設立の非法人分岐機構営業許可証など原本とコピー
３．証明書を保持している期間に招聘単位がサインした有効労働契約書
４．証明書を保持している期間、招聘単位が北京で継続して個人納税証明を代行して支払った記録
５．『北京市工作居住証』原本