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北京の救急車利用料 患者を乗せてからの走行距離計算に

時間:2016-04-14 10:11:57

5月1日から、北京市の救急車利用料が、これまでの車輛往復全額請求から、患者を乗せてからの走行距離計算に改正される。すべての救急車が、3キロ以内(含む)50元、3キロ以上は一キロにつき7元、1キロ未満は1キロとして計算される。これは、市街地であろうと郊外であろうと条件は同じで、また120救急車でも、999救急車でも同じ基準となる。これにより、救急車にも今後は走行料金メーターが設置され、走行距離は料金メーターを基準とし、料金メーターのない救急車は走行料金を徴収できなくなる。

更に以下の状況における乗車料金は、次の通りとなる。例えば一台に2名以上の患者が乗る場合、患者の人数で割る。もし患者とその家族が自らの原因で既に駆けつけた救急車を使用拒否した場合、50元の使用量を支払う義務がある。もし最初に搬送された病院が受入れを拒否し、更に次の病院へ搬送された場合、患者は降りてない場合は、同一車輛の最終到着地までの実質走行距離で計算。50元の初乗り料金は最初の一回だけ発生することになる。

また政策規定では、北京ではある種高級救急車と呼ばれるタイプの救急車があり、車内での検査治療の費用につき50%増加が認可されていたが、5月1日から、こうした車輛の費用も普通の救急車と同等の対応をするよう義務付けられ、追加費用は請求できなくなる。救急車の新費用請求に対し、市、区価格管理部門は厳格な監督を実施、違法行為については厳重に対処する方針を明らかにしている。価格上で問題があった場合は、12358番に通報。
 

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