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1元紙幣が近々流通しなくなると噂に

時間:2016-04-13 15:24:22

中国人民銀行は今年から一部省で1元硬貨の放出量を増やしている。この事実を背景に、巷では今後1元紙幣は出回らなくなるという噂が流れている。本当だろうか?中央銀行貨幣金銀局は12日、「1元紙幣と硬貨は相当長い先まで両方存在し流通する」と説明した。

中央銀行貨幣金銀局関係者の話では、硬貨は紙幣に比べ寿命が長く、清潔で、環境保護の面からも優れ、自動化処理にも向いているため、世界各国においても小額貨幣が硬貨であることが多い。中国では1992年から小額貨幣の硬貨化を推進しているが、中国は土地が広く人口も多いため、差が大きくなりがち、更に需要も多様。小額貨幣の硬貨化は多様化需要と群衆の習慣を十分考慮すると、強制的に推進するわけにはいかなかったという。

中央銀行は今年から、福建省、江西全省と山東省の一部都市で、1元人民元の硬貨化を推進。即ち、1元人民元単一1元硬貨を放出(1元紙幣は正常通り流通)。

中央銀行貨幣金銀局関係者は、1元人民元の硬貨化は、群衆の需要と地方の異なる状況に基づき、ゆっくり進め、公衆に習慣づいたら、その次には流通環境の建設を始めたいと話す。因みに2015年の使用量をみると、1元紙幣の全国使用量は1元硬貨の3倍以上。1元紙幣がなくなるとい噂は、当分はなさそうだ。
 

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