延慶正解地質公園オープン

延慶世界地質公園が間もなく開園する。場所は西部の龍慶峡園区及び古崖居園区、東部の千家店園区と南部の八達嶺園区で形成。寒武紀海洋碳酸塩岩を物質基礎に、中生代燕山運動地質遺跡を核心に、構造、沈滞、古生物、マグマ活動、北方岩溶地形を一体化した公園。

公園地質遺跡は非常に豊富。約18.5億から8億年前に形成された数千メートルの厚みがある海洋碳酸塩岩や、1.7億から8000万年前中生代燕山運動形成の多種侵入岩、噴発岩、構造地質遺跡のほか、更に1.5億年前晩ジュラ紀硅化木と恐竜足跡遺跡など。国際対比意義的に独特で貴重な地質遺跡を見ることが出来る。

特記すべきは、4、5万年前、ここは人が住んでいたという事実。後世に大量の新旧石器が多くの場所で出土。こうした文化遺跡と地質遺跡が見事にリンクし、地質公園の一大特色となっている。

昨年、延慶地質公園はユネスコ世界地質公園インターネット名簿に登録され、「中国延慶世界地質公園」の称号を得ている。その一年後、延慶県は世界地質公園インターネットの建設基準にそって、各施設も整え、公園を具体的に開放できるようになった。