地下鉄に携帯充電も可能なサービスセンター登場

昨日（12月26日）午前、初の42の地下鉄サービスセンターが、前門駅、長椿駅など34か所の地下鉄駅構内に登場。ここでは乗客がセルフサービス形式で携帯電話の充電を行うことができたり、公共バス路線検索などができる環境を提供する。

これまで乗客は地下鉄駅構内で道を尋ねる際、駅員に聞いたり、ホームにあるコンピュータを使ってきたが今後、この工程は簡素化。サービスセンターでは職員がタッチパネルを通じて地図で路線を示したり、乗換情報をプリントアウトしてくれる。

サービスセンター内には5つの携帯充電器が置かれている。携帯電話の電池がなくなった時、ここで無料で充電できる。Iphoneも対応。充電時間は5分程度。ただし自分の荷物管理は自分でお願いします、とのこと。

こうしたサービス以外にも、毎日7時から22時の地下鉄が混み合う時間帯には、専門スタッフを配置し、特別サービスを提供。例えば緊急事態に遭遇した時には無料で電話を使用させてくれるという。

目下、こうしたサービスセンターは北京地下鉄ネットワークの1号線、2号線、空港線の34か所に全部で４２開設されている。2015年にはすべての地下鉄駅に設置される予定。