紅葉シーズン　お勧めスポット過半数が都市部

紅葉を見に行くのに、山奥まで足を運ぶ必要はない。家を出て公園に行けば、同じような紅葉が楽しめる。昨日、市園林緑化局は今年の秋お勧めの紅葉ポイント46箇所を発表。そのうち半分が市内にある公園。

昨日、市園林緑化局は、「北京金秋賞叶全攻略」を発布。46箇所の紅葉鑑賞お勧めポイントを紹介。それを見ると、香山、八達麗、慕田峪、百望山など老舗の山以外、市内にある公園もリストアップされている。例えば地壇公園、皇城根遺跡公園、西城の宣武芸園、月壇公園、オリンピック森林公園、紅領巾公園、北極寺公園など。

近郊を見ると、鳳凰嶺、千?山、鷲峰、北宮国家森林公園なども良さそうだ。遠方では、金海湖、蟒山、戒台寺、上方山、司馬台などがランクインしている。

46箇所のお勧めポイント、絶景を楽しめるタイミングが異なる点もチェックしておきたい。市園林緑化局関係者の話では、北京は独特の「北京湾」という地形にあり、都市部は東南平原から西北山区へ徐々に高度が上がり、地形は平原区、浅山地区と深い山になっている。海抜の高さと気温の違いで紅葉するタイミングにずれが起こり、今は都市部の公園の紅葉が始まったところ、八達嶺国家森林公園は八割が紅葉したところ、西北の山になると更に一ヶ月先ごろ見頃となるといった具合。つまり11月末までどこかで紅葉が楽しめるというわけだ。