国貿のスタバ　国貿三期に移転

先週末、北京国貿商城一階にあったスターバックスが閉店した。この店は1999年1月に開店、中国大陸における記念すべき第一号店だった。今後は数百メートル離れた国貿三期に移転し運営される。新しい店は現在改装中。

スターバックス国貿店は1999年1月、スターバックス中国大陸店第一号店としてオープンした。ここは北京で一番の繁華街商業センター。当時は並んで店に入っていた。国貿三期店は、これまでの店と比べると面積も広くなり設備も新しくなる。しかし馴染み客は、この数百メートルの距離が面倒、と長年の習慣は変えられない様子。

スターバックスが移転する理由は、どうやら国貿ビジネス街核心区の賃貸料金が暴騰している事と関係がありそう。あるメディアが計算したところ、スターバックス国貿店の一年の賃貸料とスタッフ雇用費は700万元を越す。賃貸料は三期の二倍だ。またこのような高騰する賃貸は今後も続くとみられ、やむなく移転に踏み切ったのでは、と囁かれている。

馴染みの店が移転するのはスターバックスに限ったことではない。今年3月には、長安商場に20年も入っていたマクドナルドが閉店している。