天安門院内タイル交換作業開始

天安門地区管理委員会は今月14日、観光客に対し安全で綺麗な観光環境を作り、サービスレベルの向上を目指すべく、北京市人民政府の批准を受け、5月15日夜から天安門院内タイル改造工事を実施する。現在置かれているタイルは1999年に交換された、セメントを混ぜて古く見えるよう施したタイル。14年が過ぎタイルが破損しはじめ本来の滑り止め機能が低下していた。

各工事項目の前期準備が基本的に整ったところ。今後の作業、南は天安門北側基石まで、北は端門南側基石まで、工事面積は約1.32万平方メートルに対し行われる。主にタイル舗装と、後は排水や証明、緑化など施設改造も同時に行われる。

天安門院内伝統建築特色に寄り添う形で、今度のタイルはRPC新素材を使ったものになる。

なお工事期間中、工事区域に対して分割した立ち入り禁止措置が採られる。計画では6月30日までに完成。期間中も天安門城楼は通常通り観光可能。