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西単「民族大世界」終了カウントダウン

時間:2013-05-13 10:35:06

西単「民族大世界」終了カウントダウン

5月10日、「西単動物卸売市場」という愛称もついている民族大世界が閉館十日間カウントダウンを始めた。目下、テナント各社が競うように最終セールを開催している。民族大世界商場は5月19日に正式に閉鎖され、その後は国家級文物保護単位の姿を復活させる。

西城区小石虎胡同33号にある民族大世界商場の前身は「国立蒙蔵学校級跡地」。ここは最も早い時期、明朝初年は常州会館だった。そして明朝末年には崇朝大学士周延儒の住宅に。清朝初年は寧公主府となった。雍正二年には皇帝貴族子弟学校右翼宗学となり、曹雪芹もここで短期間だが教鞭をふるっていたという。今日に至っては北京市に現存する最も完全な貝子府。1913年、中華民国政府蒙蔵院がここに蒙蔵学校を開いた。1988年、民族大世界商場となり、百貨店全体の面積が7200平米うち文物古建築面積は2850平米あった。百貨店経営が波に乗る一方、古い建築物ゆえの悩みや問題点が顕となってきた。2006年に国立蒙蔵学校跡地として全国重点保護単位に指定され、今回の商場引退の動きに繋がった。
 

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