気温急上昇　暖房供給3月15日で終了

北京市内の気温が急激に上昇している。天気予報によれば、今週金曜日の予想最高気温は20度。今月6日、北京熱力集団は、暖房供給単位に対し水温を下げるよう、また3月15日には供給を終了する準備をするよう通達を出している。

北京市気象局の発表によると、北京市はこの数日、寒気が南下することもなく、ずっと暖気の影響を受け、3月に入って以来気温は高い状態が続いている。日中の最高気温は10度以上でばかり。この状態は金曜日まで続き、金曜日の予想最高気温は20度前後に達すると見られている。この時、今年に入って以来の最高気温が出るだけでなく、3月上旬としては、2008年3月10日に出た22.3度に続く史上同時期第二位の高温となりそう。

市街地の気温上昇に対し、暖房供給単位は、家の中の気温を適度にするために出水温度を下げるよう通知。北京熱力集は100度以下で湯を流している。一旦終了日が決まると、北京市は供給先の需要に応じて各所でそれぞれ供給を停止するが、遅くとも3月15日24時には完全に終了することになる。

3月15日以降の平均気温が連続5日間5度以下になったり、雪など極端に寒い天気に遭遇すると予想される場合は暖房供給は延長される。今週金曜日に、市暖房供給事務所、気象、財政部門による天気会議が開かれ、最終的な暖房供給の終了日が決定される。