今週土曜日は腊八節　雲居寺にて舎粥

今月19日は一年に一度やってくる伝統の腊八節。午前9時半、千年の古刹で有名な雲居寺の天王殿正門外で伝統の腊八舎粥が振舞われる活動が行われる。北京地区最大の紫銅製“千人舎粥釜”で煮られた熱々の吉祥宝粥、是非食べてみたい。

活動当日、山門外ではテーブルと椅子がセッティングされ、雲居飯庄の料理人が事前に腊八粥を作り熱々の状態で参拝客を待っている。材料は主に米で、具は棗、蓮の実、胡桃、くり、松仁。桂円、あずき、落花生など。来賓の口にあうようにと、野菜入り饅頭や八宝小皿、白砂糖も準備されており、自由に粥に投入できる。

雲居寺の千人舎粥鍋は北京最大で、一年に二度だけ使用される。一回は旧暦四月初八“浴佛節”、もう一回がこの“腊八節”。毎年の腊八節粥には地方から大勢の人が集まり、伝統文化行事の一つとなっている。