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北京9割のドライバー濃霧での点灯習慣無し

時間:2013-01-16 00:32:48

昨日夕方、北京都市部は霧や霾が去る様子もなく依然として汚染された空気が滞留した。交通管理部門は道路掲示板を利用し、引き続き速度制限と車間距離の注意報を発布していた。

北京市気象台は霾オレンジ警報を発布。市区の視界は低かったが、道路を走る車を見ても、フォグランプを点灯している車が非常に少ないことがニュースで取り上げられている。昨日朝8時、海淀区永豊路で20分間ライトアップ調査をしたところ、20台通った中でフォグランプを点けていた車はわずか4台。これは偶然ではなく、昨日午後5時半、空が暗くなり始めた頃、東単付近で同様に20分間調査をしたところ、120台が交差点を通過する中、フォグランプを点灯していたのはわずか7台だった。

なぜこのような大霧でもドライバーは点灯しないのか?ある運転手は、市区における運転速度はあまり速くないから点けない、もし夕方で空が暗くなったら点ける、と回答。このドライバーは一年以上運転してフォグランプを点けたことは一度もないという。また北京駅付近のタクシードライバーも、フォグランプを点けるとバッテリーを食うので、普通は高速道路や視界が100メータ以下にならないと点けないと言う。

日本では常識になっているフォグランプ、または濃霧の際のヘッドランプ点灯習慣。北京では予想以上に忘れられているようだ。今後、政治の指導で厳しく義務付けられると思うが、歩行者側になる我々外国人は、くれぐれもドライバーを過信して歩かないよう注意したい。
 

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