王府井など11区域　公益性WiFi開通

今月29日、北京市経済和信息化委員会は、王府井商業街、西単商業街、オリンピック公園、朝陽公園、藍色港湾、三里屯、中関村歩行街、金融街、北京駅、北京南駅、北京西駅など十一区域の一部エリア“My Beijing”無料無線LANを開通させたと発表。同委員会ホームページでは開通地域の具体的なエリア等が検索できる。

但し、市経信委の利用説明には、公益性無線サービスは試験運営中であり、その他無線信号から邪魔を受けたり、接続点の電波キャッチ能力、密集エリアの多人数によるネット接続など原因からアクセスが鈍くなる可能性がある。今後、北京市は試験点の情況に基づき改善を続けてゆく姿勢。その他、今年、電信三大キャリアは引続き、什刹海、后海、南鑼鼓巷など公共エリア及び一部区県の中心エリアへもこのサービスを拡大させる計画。市民は連続三年、無料無線ＬＡＮサービスが利用できる。

既に開通している地区内でのアクセス利用方法だが、ユーザーは北京市民以外、地方からの観光客や海外からの観光客も同様に利用でき、“My Beijing”無線LANを選択、クリックして入った後、“用戸登録（ユーザー登録）”に携帯電話の番号を入力、続いて“短信?取密?（ショートメッセージでパスワード取得）”をクリック。するとまもなく、ショートメッセージを通じて携帯にパスワードが配信される。そのパスワードを記入して登録すると無料インターネットが使用できるという流れ。

全市で既に累計2.3万箇所の無線通信基地が建設されており、基本的に都市区と平原地区で2G、3G移動通信が全てカバーされている。累計WLAN接続点は11.8万箇所建設。初歩段階として、北京市重点区域WLANは全てカバーされている。