傩魂神韵——中国傩戯·傩面具芸術展

北京民族文化宮、貴州民族文化宮、国家大劇院が共同主催の「傩魂神韵——中国傩戯·傩面具芸術展」が、今月15日から国家大劇院東展覧ホールにて開催されている。建国以来最大規模の傩文化展覧。展覧は、「傩的歴史」、「傩戯芸術」、「傩面具芸術」という三テーマで成り、貴重な文物が500点近く展示されている。傩戯公演時に使用する傩案、法印、鈴、牛角枚など道具や製法細かい傩戯服飾、更にチベット、仡佬、苗、壮、土家、毛南等といった少数民族の傩面具も紹介されている。“千年の戯曲　活きた化石"と称される傩戯も展覧期間中に会場で公演される。

傩、は古代から伝わる一種の厄払いと神を迎える宗教活動。2006年5月25日には国務院から批准され、文化部公布の第一弾批准『国家無形文化遺産名簿』にも登録されている。

傩戯公演は、無形文化遺産伝承人が受け継ぐ地劇（傩劇の一種）劇団を国家大劇院東展覧に招き、現場生伴奏による《三英戦呂布》、《陸文龍双槍戦五将》が披露される。

展覧期間：8月15日～9月9日（月曜休館）
展覧場所：国家大劇院東展覧ホール
傩戯公演：8月15日～8月19日、毎日二回、午前10：30、午後14：30
演目　　：《三英戦呂布》、《陸文龍双槍戦五将》
テーマ講座：陳先松（傩劇無形文化遺産伝承人）8月19日 午後14：30