タクシーガソリンサーチャージ3元に

ガソリン代値上げの影響を受け、3月31日からタクシーを利用する際、ガソリンサーチャージが元2元から3元に値上がり。北京市発展改革委員会は昨日、乗車距離3キロ以内の乗客に対しサーチャージを徴収しないよう改めて申請。

　北京市発展開発委員会関係者の話では、国家発展改革委員会は国内石油製品価格の政策規定に基づき、3月31日から、北京市のタクシーサーチャージ基準を調整。乗車距離3キロを越える乗客のサーチャージを一回乗車につき2元から一回乗車につき3元にした。

　この数年、国際原油価格が頻繁に大幅に浮動しており、その影響で中国国内石油製品価格も数回調整されている。『国家発展改革委関于提高成品油価格的通知』要求に則り、3月20日0時からガソリン価格が一トン600元となり、北京市93号ガソリンは最高販売8.33元／升まで値上がりした。タクシー燃油コストも増加。タクシー運営圧力を緩和させるため、北京市は中央燃油補填政策を基礎に、タクシー業界の正常な運営を保障するべく、ガソリンサーチャージ基準を調整。

　なお北京市関係部門は、石油製品価格調整後も、居民の生活に密接な関係のある公共バスや農村道路客運価格は値上げ対象外とする意思を表している。