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市営レンタサイクル 今年上半期さらに拡大

時間:2012-02-27 10:43:37

今年上半期、東城区と朝陽区の地下鉄各駅周辺、大型商業エリア、社区付近に百箇所余りの公共自転車貸出しポイントが建設される予定。

 この公共自転車レンタルサービス、昨年より東城区が試験エリアに指定され、地下鉄5号線を軸に南北二環路の間を東と西へ各3キロ延長したエリア、38平方キロメートルで運営中。5000台の自転車を投入し約100箇所のレンタサイクルポイントが建設された。各ポイントとポイントの間は200メートルから500メートルで、居民が外出する際の“最後の一キロ”を解決せんと普及を進めている。

 目下、レンタサイクルの利用費については昨年末に発表されたまま変更なく、最初の一時間は無料。その後は一時間につき1元、24時間最高10元となっている。デポジットは最終確定していないが市場相場と同様の一台につき200元から300元前後となる見込み。交通ICカードによる貸出し返却が普及の鍵とされているが、はやり使用前には“実名認証”が必要となる点は変更なさそう。

 但し公共自転車レンタルポイントで自転車を借りて万が一事故が起こった場合、今後、保険が適用される様子。目下、保険会社等と研究を進めているところで、レンタル費から一部捻出される案が濃厚。同時にレンタル協議を制定し、双方で責任と義務が明確になる。

 新システムでは電子設備を採用することから、基本的に無人のセルフサービスに移行する方向で話しが進んでいるが、面積が広く車輌数も多く、出し入れが頻繁となるポイントには、やはり常駐スタッフが必要という意見が強く、また借りる側の意見として、レンタル自転車は古いものが多く壊れている確立も高いという意見に対し、関係部門は自転車レンタルポイントの車輌補修率などハード基準を制定することも検討されている。
 

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