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厳しい北京観光地批准 2011年分公布

時間:2012-02-14 10:51:55

 2011年北京旅遊観光地品質等等級照合結果が今月9日公布された。1Aから5A級200箇所の観光地のうち184箇所がA級観光地基準を満たしたが、11箇所がA級資格を取り消され、5箇所が認定見送りとなった。その他、4A級観光地だった恭王府が評定をクリア、北京市第七箇所目の5A級観光地へと昇級、3A級風景区だった中山公園と中国人民抗日戦争記念館が4A級観光地に昇級した。

 照合結果によると、A級資格を取り消された11箇所は、管理、サービス、設備施設、駐車場などが起因。うち1箇所は3A級旅行観光地である八達嶺温泉リゾート。7箇所が徐悲鴻記念館、西梅子公園など2A旅行観光地。1A級の十三陵碓臼峪自然風景区など三箇所が含まれている。市旅遊委員会副主任の話では、一度取り消されると一年以内は等級申請することが出来ない。

 その他、元大都城垣遺跡公園、北京オリンピック水上公園、龍脉温泉リゾート、司馬台長城、天龍源温泉家園など5箇所の4A級旅行観光地が認定期限を改正とされた。改正期間内に基準に達すれば元の等級が保留される。

 A級旅行観光地品質等級照合作業は昨年10月から12月に渡り実施されており、照合範囲は2010年9月30日前に認定された1Aから5A級の200箇所の旅行観光地。照合内容は旅行交通、遊覧、遊覧安全、衛生、郵便電子サービス、土産物、総合管理、資源環境保護など8項目に及んだ。

 照合作業を進めるにあたり、市旅遊委員会は市政府督査室、市市政市容委、市園林緑化局、市城管執法局など単位とお忍び調査を実施。前門地区、天安門地区、故宮、オリンピックセンター区、円明園及び周辺、香山公園及び周辺、頤和園及び周辺、十三陵定陵と八達嶺長城など9箇所の名勝で、いずれも観光地内及び観光地周辺において普遍的に環境問題が存在し、不法な一日ツアーや不法タクシー、偽物特許商品の販売など問題が発生していたことが指摘された。

 2012年旅行観光監督管理の重点作業は、引続きA級観光地環境整理昇級プロジェクトの展開となっている。重点的に観光地の“最後の一キロ”道路、交通、道路標識、公衆トイレなど問題解決にあたる。また各A級観光地の“9个一”を目指す。5ヶ国語ガイド図、公衆トイレ、特色旅行商品、観光ガイドブック、サービス施設、問い合わせサービスセンター、旅行ボランティアチーム、北京土産専門店、安全応急情報管理システムをそれぞれ一つ設置するという目標。
 

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