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“五九”の寒さ“三九”以上

時間:2012-02-02 10:53:46

 冬至から数えて3度目の九日間、つまり19日目から27日目までを“三九”といい、次の「四九」と合わせ一年で最も寒い時期とされる。しかし今年の“三九”は、その後続く“五九”と比べるとまだ寒さはましで、如何に今年の北京の冬が寒いかということだ。昨日は3級から4級の大風が吹き、都市部の最高気温は零下2.7度まで下がった。今朝の最低気温は零下12度。後二日で立春になると言うのに。

 2月は未だ冬が終わりを告げていない季節だが、一般に暖冬の背景から北京都市部は温かさが戻ってくる時期。しかし今年は異なり、特に“四九”後、寒気が一回、また一回と押し寄せている。昨日早朝、南郊気象台が観測した最低気温は零下11.9度、北部山間の最低気温は零下20度以下だった。雫は氷になり吐く息が白くなり、“三九”よりずっと寒い状態。

 北京が冬入りして以来、南郊気象台が記録した今年の最低気温は1月23日明け方で零下13.3度。また1月20日以来、六日間最低気温は零下10度以下となっているという。我慢出来ない寒さだったのは数字的にも明らか。しかしこの寒さ、未だ史上最低値ではないそうで、1966年2月22日に出た零下27.4度が最高記録だそう。

 大風が気温を下げているが、空気の透明度は上がっている。北京はこの二日間、空気が澄み日光も充分差している情況。今日の日中最高気温は零度以下だが、明日の最高気温は少し上がり3度と予想されている。この天気は週末まで続き、日中の野外活動にも適した天気に恵まれそう。但し夜はまた冷え込むので注意。
 

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