無形文化遺産生産性保護成果　農展館で発表

　中国無形文化遺産生産性保護成果大展覧会が2月5日から15日、北京農業展覧館で開催される。出展されるのは、刺繍、玉彫、紡績など2000件近い貴重な現物と160名余りの国家級無形文化遺産項目代表性伝承人及び中国工芸美術匠による現場技能展、国家級無形文化遺産生産工芸製造過程の展示。

　この展覧は文化部、発展改革委員会、教育部、科学技術部など13の無形文化遺産保護工作部が参加会議委員となる単位及び全国政協文史、学習委員会、北京市人民政府が共同開催するもので、観覧は無料。

　展覧は序幕エリア、中国無形文化遺産生産性保護成果展示エリア、国家級無形文化遺産生産性保護示範吉特別展示エリアの三つで構成され、文字やパネル、代表性作品など実物資料を通じ、全面で無形文化遺産生産性保護の理念、内容、意義、成果を展示。また実際に伝承人が現場制作の様子を披露、見事な技を見ながら製造過程が見学できる。

　この度の展覧は初めて批准された国家級無形文化遺産生産性保護示範基地をメインに、全国から選ばれた180項目以上の無形文化遺産生産性保護方面で顕著な成果と得た伝統技術、伝統美術、伝統医葯類項目が参加。基本的に中国製陶器、刺繍、玉彫、石彫、木彫、紡績、茶、切り絵、印刷、中医など領域で最も中華文化特色の技を体現する項目。絵飾生活、文明天下、抟泥成器、点石化金、鍛造輝煌、品味醇美、経緯天地、錦綉人間、悬壷済世、春色満園という十の展示部分がある。また展覧期間中、新館門前広場では龍舞、獅子舞、ヤングーなどお祭り気分を盛り上げる無形文化遺産項目のショーが演じられる。