第3回円明園皇帝廟会

　第3回円明園皇帝廟会が、正月初一（1月23日）から初七（1月29日）まで、円明園にて開催される。期間中、円明園には「龍形」遊覧コースが設けられ、このコースに沿って歩いていくと、皇帝直筆の福の字が見学できたり、“清宮穿越”という皇帝に扮して記念撮影が出来るコーナーで遊んだりできるようになっている。

　「龍形」遊覧コースは、龍の頭の部分が南門、尻尾の部分が正覚寺となり、まるで公園の中に一匹の龍が占拠しているかのようにデザイン。“九龍献福”、“福運連連”、“爆竹迎春”、“春満乾坤”といった景観ポイントが鱗になり、また龍柱や龍旗も手伝って、一枚の龍戯円明園風景を作り出す。
“清宮穿越”は沿線に清代宮廷人物の“プリクラ”模型が置かれ、観光客は清代服飾を穿て記念撮影をすることができる。
　他にも皇帝や役人が遊覧する場面に出会えたり、梅花鑑賞など、春節ならではの風情を各所で楽しめる。正覚寺は戯劇舞台が設けられ随時戯劇を鑑賞も。

　更に、この廟会は無形文化遺跡ショーにもなっており、ヌンチャクや幟芸など伝統プログラムを取り入れるほか、老北京兎児爺兎児婆や吹糖人、捏面人、拉洋片、毛猴といった伝統手工芸品の展示即売も行われる。

　変りどころとしては、アイススケートスポーツ選手を招き、清朝時代の服を着せてアイススケートショーやアイスリンク雑技の催し物も企画されている。

　円明園皇帝廟会、入口は公園南門、入場料は10元。