老舎茶館　室内民俗廟会が開幕

　昨日1月16日は旧暦の小年。老舎茶館では一足早く辰年新春民俗廟会が開幕した。辰年新春民俗廟会はこの先旧暦二月二日龍抬頭（2月23日）まで続く。

　老舎茶館民俗廟会は、演芸と北京風土料理、民俗が一体化、一度に様々な北京文化を享受できる。老舎茶館ビル全体を使った巨大灯篭“龍灯”にまず驚かされるだろう。これは南京にある夫子廟が老舎茶館のために作成したもので、夜になりライトアップされると、まるで龍が天に昇るかのように美しい。また龍にちなんで、?龍門、遊龍街などが設置され、旧正月の華やかな雰囲気が作られている。

　二階では、正月初五（2月6日）まで毎晩18時から22時、捏面人、風車、空竹、軟陶玩偶制作、景泰藍??画、六堡茶餅など民俗手工芸展示ブースが設置されている。とくに?月二十八（1月21日）までは、北京楹聯学会専門家が老舎茶館に臨み、毎晩16時半から21時半まで、春聯や嵌名聯、福字を書いてくれるサービスもあり。同じ二階にある北京伝統商業博物館は、廟会期間中は無料開放となる。北京の伝統風景である客呼びもあるそうで、いっそう賑やかな廟会が体験できそうだ。

　老舎茶館といえば昔ながらの舞台。春節期間（1月23日から1月28日）、もちろん多彩な演目で目白押しだ。初一（1月23日）から初六（1月28日）は午後からのみの公演。初一、初二、初六は曲芸が専門となる。初三から初五は青年群による相声で、何雲偉や李菁など人気相声俳優が登場する。初一から初五の京劇演目は春節にちなんで『跳財神』となっている。

　なお、老舎茶館では?月二十九（1月22日）は新調食器による年夜飯（年越し宴席）を販売中。?家??宴1888元と吉慶有余宴2888元の二種類。演目を鑑賞をしながら食事をし、抽選大会に参加、楽しい年越しイベントとなっている。