明日(1月14日)から龍慶峡氷祭りがスタートする。龍慶峡氷祭りは今年で26年目を迎え、伝統行事となっている。聳え立つ山々に囲まれる中、見事に彫刻された氷のライトアップをはじめ、花や樹、長城や滝へのライトアップもあり、一体が光輝き桃源郷のような世界を作る。
今年の氷祭りに使用される電球は数百万個にのぼり、全てLEDランプを使用。これまでの使用されていた白球や蛍光灯と比べ、LED節電ランプを使うと、一日の電気代が約半分になるだけでなく、水銀汚染の心配もない。さらにはリサイクルも可能。LED電球はヘッドが小さい割りには強烈な光を発し、豊富で変化に富むんだ光の効果を作り出すことが出来る。散熱作用が低く、彫刻された氷も溶け出しにくいという利点も。
氷祭りでは、麒麟瑞獣、亭台楼閣、古典人物と色とりどり、形も様々な氷の彫刻を楽しめるだけでなく、緑に透き通るものや全身オレンジ色、翡翠のようなもの、瑪瑙のようなものまで、変わった作品も多数鑑賞できるところが面白い。これらは食用色素を加えて作成されているそう。子供達は綺麗な氷を見ると思わず触ったり、舐めてみたりしたいものだが、ここの氷は安全色彩氷なので、子供達のやんちゃを戒めることもない。
龍慶峡氷祭りはこの先2月末まで開催される。ちなみに氷祭りが終了した後は、氷は水に還元されて古城ダムに入れられるとのこと。
ところ:延慶県旧県鎮古城村北龍慶峡風景区
とき :1月14日から2月29日 8:00~22:00
入場料:100元
交通 :徳勝門箭楼より919路快速バスに乗り延慶県城南菜園まで行き、龍慶峡方面行きの920路バス、もしくは875路バスに乗り換える。
注意 :山道は歩きにくいです。ハイヒールは向きません。夜間ライトアップの鑑賞には暖かい格好をして向かいましょう。
氷は無害ですが少量の塩が含まれています。やはり出来るだけ食べないで下さい。