中国ならでは　海洋館で「水中龍の舞」

龍魚展、海洋十二支魚展、中華龍文化展…“龍遊四海、共亨精彩”2012年龍・魚文化展が昨日（5日）より北京海洋館で開幕した。会場を訪れた観光客は各種美しい龍魚を見学しただけでなく、更に潜水スタッフによる特別ショー“水中龍舞”を鑑賞、賑やかな雰囲気となった。

昨日午前10時、銅鑼が鳴り響くと共に二名の潜水スタッフが祝賀ユニフォームを着て北京海洋館国宝中華チョウザメ区メインプールに入水、水中で龍の舞を披露した。“站龍翻騰”、“遊龍戯珠”、“龍盤柱”…珠を誘導する人と龍を泳がせる人、活き活きと動く様子に会場の人達は拍手喝采。中華チョウザメ区には体長3メートルを越す10匹の中華チョウザメが飼育されているが、突然始まった龍の舞に、彼らも驚きながらも楽しんでいた様子。

北京海洋館総経理の話にとると、古代民間に伝わる“魚?龍門”という神話の原点は中華チョウザメが河に戻り子孫繁栄に命をかける物語だという。幼いチョウザメが大海原に旅立ち、少なくとも十年の時間を経て大人に成長し、再び母なる河に戻り子孫を残す。河に戻る二年の間、中華チョウザメは食べ物を食べず、様々な試練に立ち向かうのだとか。

北京海洋館公式ホームページ　http://www.bj-sea.com/