空気清浄機ろ過ネット　一年に一度は交換を

　北京市内の霧や霾の汚染天気が騒ぎとなり、空気清浄機の売れ行きが好調。価格はピンからキリまでで、最も高い商品は一万元を越え、安いものであれば20元足らずでも出ているまた宣伝文句も多用で消費者にとっては何を基準にすべきが分らない、といのが本音のようだ。専門家曰く、中国では未だ空気清浄機に対する統一認証基準はなく、使用方法が間違っていると逆に汚染源になるという。

　北京では空気清浄機のほかに埃や殺菌効果のある空調が人気。大手家電ショップ北京蘇寧の販売データによると、12月初めの土日は売り上げが大幅アップ。北京国美でもパナソニックやフィリップなど大手メーカーの商品が良く売れ、同比二倍にまでなったそう。目下の人気のブランドは、亜都、美的、シャープ、大金など。価格は数百元から数千元までと様々。全体的に2000元以上の商品が売れ行きが良い様子。

　一方、空気清浄機は価格は数百元から一万元までと選択範囲が広い。一体何が違うのか？蘇寧生活電器責任者の話では、空気清浄機の核心はろ過材質にある。ある社のろ過材は花粉をもシャットアウトするし、またある国産会社の商品は煙草の煙の除去をメインにしている。つまり、ろ過材のコストで価格が決まると言って良さそうだ。ただ5平米から20平米の部屋で、少なくとも一時間当りの風量が百立方メートル以上の商品でないと浄化効果は出にくいといのが一般論。

　使用方法を間違えると汚染源なるとう話だが、ろ過ネットが汚れたら基本的に水では洗い落とせず、交換するしか方法はない。平均一枚のろ過ネットの価格は200元から500元なので、出来れば一年に一度は交換したいもの。割りと空気が澄んでいるとされる状況でも二年間は持たないようだ。またろ過材に付着した有害物質を放置していると汚染源になる。空気清浄機は使用していく間に必ずある程度汚染除去効果は下がるし、根本的に空気汚染を完全に失くすというとうものではないそうだ。