お問合せ・ご相談  (+8610)82844844  ・  (+86)18610120088  ・  bjnihao@hotmail.co.jp
現在地:ホーム > 北京情報

12月末 交通ICカードで自転車レンタル可

時間:2011-12-08 10:39:26

12月末 交通ICカードで自転車レンタル可

 朝陽区自転車レンタルサービスは今月末までに千台の自転車を投入、来年には五千台に増やす計画。
 
 今年の国慶節、朝陽区が試験的に自転車レンタルをスタートさせた。場所は朝陽門地下鉄東側、藍島商場西区、昆泰大廈南側の三箇所。各ポイントに20台の自転車を投入。雨よけやロックシステムを採用。セルフデポジット機械は未使用だが、ICカード読み取り部分は表示されている。自転車は二箇所の鍵でロックするシステムとなっており、一つはカード式電子ロックで借りるときにカードを読み込ませるタイプ。もう一つの鍵は普通の持ち運び可能なタイプで、レンタルポイント以外の場所で対応するために準備されたもの。
 
 昨日午後、地下鉄朝陽門駅東北角にある自転車レンタルポイントには12台の自転車が駐輪されており、8台分の駐輪スペースが空いている情況だった。こうして少しずつ注目されている自転車レンタルサービスだが、実はカードを作っても、その翌日からしか使用できないという問題が指摘されている。更に利用者が出勤族に偏る傾向にあり、するとラッシュ時にはサービスが利用出来ないケース等意見が出ている。また乗り捨て可能とはいえ、返却駅が偏るため、結局は職員が歩いて自転車を取りに行き乗って帰ってくるという原始的な方法が行われているとか。便利で快適なサービスという発想が、後から難題が次々出ているのが現実のようだ。
 
 そこで来年頭から新しく「逆向付費」という方法が実施される計画にある。各駅の自転車保有台数に基づき、車輌が多い駅で借りて車輌が少ない駅で返すよう協力してもらうメッセージを随時発布、毎回レンタルカードへ0.5元のデポジットがカウントされ、街頭する自転車がバランスよく配置されると「逆向付費」は直ちにストップされるというもの。こうした割引施策を試みることで出勤族以外の人の利用を増やし、ラッシュアワーでも利用者が多い駅に各地から自転車が輸送される循環システムを築き上げよる。
 
 昨日までに自転車レンタルカードを作った人は僅か38人。今月末までに、朝陽区自転車レンタルポイントはサービスエリアを朝外地区から外に拡大、月末までに50人に増やす目標を立てている。主に東二環路から東四環路区となり、主要地下鉄を中心にCBD、三里屯、工体など人が密集する地区に分布させ、最後の一キロ問題の解決を目指す。
 
 自転車レンタルカードを申請したい場合、本人の身分証明書が必要。最初のカード申請時には全部で210元を入れる。200元がデポジットとなり、10元が余額預入となる。つまりカード内は常に200元以上余額がなければならない。レンタル費用は最初の一時間は無料、1時間を超過すると一時間毎に1元が差し引かれ、24時間最高で10元の消費となる。
 
 今月末までに交通ICカードでも自転車がレンタルできるようになる計画。但し前提として身分証明書を持ってレンタルポイントで実名登記が必要とのこと。

お勧め情報
最終更新
人気テーマ