市所属公園の花壇　来週末まで

　　国慶節に向け、9月下旬から北京市所属公園に設置された様々な造型花壇も、いよいよ来週末には撤去となる。花壇を鑑賞するチャンスは残り一週間ほど。季節の良い今、時間のあるうちに見に行っておきたい。

　　市所属11大公園には国慶節前より全部で約百万鉢を投入し花壇を構成。木と草花をちょうど半分づつ使ってデザインされており、今年の花壇、花径、花帯の設置には個性が生かされているのが特徴。市民が記念撮影するための小道が残されていたり、出来るだけ道路に近い場所が選ばれたりしていた。7日経った今時分、通年より破損は少ないという。加えて公園保護の理念も加わり、展覧は一週間前後延長されることになった。しかしこの期間、約10%の草花については更に交換作業が続けられるという。

　　今月中旬に花壇出展が終わると、大量の木や花は各公園の花工房や花草基地に戻され保護される。一部駄目になってしまった草花は専門的に緑化会社が処理。土壌は全て回収される。花壇に使用される土壌は丹精込めて育てられたもので、場所によっては花より高いコストになっているという。回収された土壌も消毒され再利用される。