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瑠璃厂「中国文房四宝第一街」に

時間:2011-09-27 11:22:51

瑠璃厂「中国文房四宝第一街」に

  専門家チームが半年をかけて視察、論証を経てた結果、中国軽工業連合会が正式に西城区瑠璃厂街に対し「中国文房四宝文化第一街」(第一街とは、第一位というイメージ)の称号を授与した。西城区文化委員会副主任孟分氏は「我々は“文化”の二文字で勝つことが出来た。引き続きその文化伝統の特色を突出させていきたい」と語る。

  瑠璃厂、観光地として名が知れ渡っているが、たまたま訪れた観光団以外、普段は都会の狂騒など見られない、ひっそりとした佇まいとなっている。その空間を歩けば、硯、墨、筆、紙といった書画書籍のクラッシックな匂いが漂い心落ち着かせる。瑠璃厂街区の特色は、まさにその墨文化。孟氏は曰く、雑貨店であろうと旅館であろうとお客は四方八方から訪れており、街の文化的ムードを乱している。単純に文化人を呼び寄せるだけでは街に文化的気質は復興されないと、積極的に孔子学院に助けを求め国外に自己の文房四宝商品を推薦してきた。

  「第一街」選定は半年以上も続き、宣紙、湖筆、端硯など発祥地が競争相手となり激しい戦い繰り広げられた。孟氏は一貫して「瑠璃厂は筆や硯の生産こそしていないが、国内唯一の文房四宝文化の気質を誇る」という態度をとり、度々「第一街」称号の「文化」という二文字を強調。実際、瑠璃厂には「栄宝斎」、「中国書店」、「一得閣」、「載月軒」といった文房四宝や関連商品を扱う老舗文化企業が軒を連ね、こうした企業は国内外で名が知れ渡り、多くの観光客が北京文化を知るために訪れる場所にした。

  「街の影響力を挙げるため、品質向上に努めた」と孟氏は語る。健全な商業環境を築くため、法規だけでなく西城区文化委員会も政策上様々な工夫をし、例えば3.15百店活動では瑠璃厂各店が品質保証を基礎に低価格販売を試み、顧客に本物と偽物を正しく見分けてもらう活動など実施した。

  今回、「第一街」の称号を得て、瑠璃厂は更に積極的に「誠信商戸」の看板を誇り努力する態度を示している。目標は第一文化街として、筆、硯の最高商品交易プラットフォームを築き上げ、国内外に向けた門戸となりことという。

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