
自分の目で世界名画を鑑賞し、芸術家と会場で話しをしたい。また複製品でいいから実際に触ってみたい。そんな願いを叶えてくれる芸術体験区が国家博物館に登場。
体験区は美術、戯劇、音楽、映画テレビ、実験、製造という六類十項目で構成。国家博物館内の二階東側に位置し、敷地面積は1500平米。6つの白色楕円型球体がおかれ、球体内部が独立した体験区。館内で挙行されている「始蒙的芸術」大型展覧は、この体験区でも具体的な特色をいかした体験項目が設計されており、展覧と展示内容がもっとよく理解できるよう工夫されている。オープン当日は幸福時光幼稚園の児童20名余りが訪れ、手作り工作室で先生と共にゲームや音楽視聴、お絵かき、欧州人の生活方式体験などした。
大人に人気なのはハイテクノロジーを駆使した影音影像区。「玩転国宝」では一枚の金銀雲門青銅犀尊図像が印刷された紙を翳すと、目の前のスクリーンに立体画像が現れる、というもの。映像は動かした方向に動き360度廻旋も可能。新しい体験を通じ文化を理解してみよう。