第三回菊花文化祭　今日開幕

　　菊のシーズン到来。北京市園林緑化局は、9月19日より、第三回北京市菊花文化祭をスタート。今年は順義国際鮮花港、世界花卉大観園、北京植物園、北海公園の四大公園が開催場所となっており、この先11月まで各所で菊の花が楽しめる。

　　市園林緑化局は、市民が菊鑑賞に出かけるのに便利なようにと、今年、北京市内東南西北に菊花主展区を設置。順義の国際鮮花港は今年も露天展示と室内展示で構成され、露天展示には栽培面積約11万平米、70万株以上の菊を採用。花神広場、桜花大道、百花田、大地花海など主景観区を建設、菊花はもちろん紫色をしたロマンチックなバーヴェナや勿忘草、姿優美なマイハギなども鑑賞できる。
　　
　　豊台の世界花卉大観園は十万鉢の菊、200種類を余用。敷設面積は約5万平米。期間中、京津塘の三土地の菊芸師が集まり多くの珍しい品種の菊を紹介。菊好きの方、是非このチャンスに菊友を見つけたり、菊の育て方を学ぶなどして交流してみよう。

　　北京植物園の今年の菊花展テーマは「秋色雅韻」。各色花卉1500品種40万株を展示。大型塔菊、龍菊、大立菊、多頭菊、豊花月季、茶香月季、各色草花で秋の植物園を花の海に変身させる。草花以外、園内には特色景観区が設けられ、文化と植物の造形を巧みに組み合わた秋の文化が楽しめるようになっている。

　　北海公園の菊花展は団城内で挙行される。展覧敷地面積は約400平米。二つの展覧室、4つの花棚で構成。今回の菊花展の展覧テーマは「福瑞祥和」。盆栽展示区、菊挿し花芸術展覧区、珍種菊展示区、ミニ菊盆栽など。大立菊、造型芸菊など見応えある菊展示もお楽しみに。

　　北海公園菊花展が10月末に開幕する以外、その他三つの展覧は9月下旬から始まる予定。