北京の気温も下がり始め紅葉鑑賞のシーズンも近い。八達嶺国家森林公園では9月21日に第五回「紅叶・古長城」生態文化祭を開幕させる。
八達嶺国家森林公園の紅葉景観区は千ムー近い面積を誇り紅葉樹約5万株が植わっている。残長城があり、中華第一鉄路と詹天佑記念銅像南側稜線上に位置。市内より海抜500メートルほど高く、密集した林と長城が気温効果に有利に働き、北京でも最も早く紅葉が始まるスポットとなっている。毎年9月上旬頃から始まったばかりの紅葉を見たい人が訪れているが、今年は天気が寒くなるのが遅く、本格的な紅葉は9月下旬になりそうとのこと。北京市内で最も早く紅葉が始まる所でも十日前後遅れるそうだと言われている。
青龍谷風景区も今年の紅葉シーズン、試験運営を開始する。開放エリアは紅葉の様子を見ながら段階的に開放される予定。青龍谷風景区の溝底は平坦で遊歩道も落差が少ない。松柏林に銀杏や楓など紅葉樹が点在する秋景色が楽しめる新しいスポットとして人気を集めそう。