
国慶節を祝うために毎年天安門広場に特別設置される花壇、今年のテーマは「祝福祖国」。直径50メートル、高さ15メートルという大型立体花壇となる計画。花壇は「中国結」をイメージした巨大雪洞。東西両側の緑地地帯には祥雲紋様の草花を構成。南北両側はそれぞれ「1949-2011」「祝福祖国」など字が設置される。
今年は中華人民共和国成立62年。北京市園林緑化部門は天安門広場以外にも中軸線、二環路、三環路、四環路の主要立体交差橋区、中関村大街など市重点区域にも花草が置かれ、祝日気分を盛り上げる。特に長安街沿線は東は国貿橋、西は新興橋まで生花で装飾。建国門西南角、東単西北角、王府井東北角、西単文化広場、首都博物館門前、復興門橋東北角など重点ポイントにはすべて立体花壇が設置される。
花壇の設置作業は9月中旬から開始され、天安門広場の花壇については9月25日前後に作業が終了し公開される予定。科学灌漑技術を用い、設置された花壇は出来るだけ10月20日前後まで花をもたせる努力が行われるとのこと。