
昨日(6日)、前門大街改造プロジェクトで一時移転を強いられていた便宜坊北京ダック店が鮮魚口に戻り、元の場所にリニューアルオープンを果たした。
宜坊meng〔火偏に悶〕炉焼鴨技術伝承人の白永明氏は記念すべきリニューアル初日第一匹目のアヒルを炉に入れた。便宜坊関係者の話では、鮮魚口店の改装では、特に自然の光を取り込むようデザインし、二階の個室はどの部屋からも北京の街の風景が望められるようになっている。東側は国貿CBDが、南側は天壇祈年殿が、北側は天安門広場が見える。店舗は全体で約7000平米近くあり、同時に千人のお客を受け入れることが可能という。
便宜坊鮮魚口店は特に老舗レストランの風格をもたせ四進三的の二棟院格局作りを保持。垂花聯廊や石彫りの滴漏が美しく、同時にハイテクノロジー幻像を使った景観を加えている。ロビー南側壁には『便宜坊記』の字が展示され、便宜坊の六百年近い歴史を紹介する。