「日中働いている時は自由に動く時間がないし、退社した時には銀行は閉まっている。平日にいろんな手続きをするのは難しい!」外資企業で働く徐さんは銀行営業時間が自分の仕事時間と同じで困っている。今月18日、北京市で初のサービス時間延長の金融機構、郵儲銀行広安門支店が登場、営業時間を20時とした。
「金融夜市」は24時間ATMと人工サービスを合わせたもの。ATMを配備しているだけでなく、郵儲銀行大額預け入れ引き出し、振込み、理財業務相談、貸付業務などすべての銀行業務を行う。
広安門紅居街付近に住む住民は、銀行営業時間が延長されることは嬉しいが、安全面が心配と話す。「とくに冬は暗くなるのも早い。大きな金を持って歩くのは危険が生じる。」これに対し銀行関係者は、「金融夜市」をうまく稼動させるため、充分なスタッフを配備しサービスの品質を保つほか、金融夜市周辺の安全セキュリティーを強化する、としている。
郵儲銀行北京分行責任者の説明によると、一時の間、試験的にこのサービスを実施し、繁華街やビジネスエリア、居住区に類似するサービスを展開していく計画とのこと。