
昨日(16日)0時から、全国高速鉄道は第一段階減速調整に入っている。北京南駅では、京濾高速鉄道の運行本数が減った初日、北京南駅を始発とする46本の列車の二等座席は満席となった。
昨日、京濾高速鉄道運行ダイヤが改正され、結果座席数は15.5万座席から10万座席になった。昨日15時の時点で、京濾高速鉄道当日券14.5万枚が売れ、17日分の切符も9万枚売れた。
◎終点は上海紅橋 最終電車は17時39分に
昨日の朝一番、北京南駅にある4箇所の切符販売ホールに、京濾高速鉄道の列車本数が減った内容の通知が貼られた。8月16日、17日、北京南駅始発の19本の京濾高速列車が運休。既に購入済みの客に対し払戻しや変更手続きも案内している。運休となった19本のうち、16本は北京南駅発、上海紅橋行き。午前7本、12時から午後9本。北京南駅から南京南駅行きは1本運休。北京南駅から済南西駅行きは1本運休。北京南駅から杭州駅行きは1本運休。
朝一番はG101便、終着駅は上海紅橋駅。7時発車。最終便はD235で済南西駅行き、20時20分発車。上海紅橋駅に到着する最終列車はG163、17時39分発となる。
◎二等座席 乗車率アップ
午前8時50分、北京南駅を出たG1列車の二等座席はほぼ満席。一等座席も三分の二が埋まった。時間的に近いG111便も同じような情況。正午11時、当日11時以降の京濾高速鉄道24本の二等座席はすべて完売。二等座席に少し空席が出たのは僅か10本、といった情況。
◎9月1日から 一部路線で動臥チケット復活
京濾高速鉄道開通前、京濾線動臥列車も時速200キロを越えていた。夕方北京を発車し、朝上海に到着するダイヤで、乗車時間10時間。この列車がこの9月から復活する見込み。一部路線の時速は200キロから160キロに減速され、動臥列車の運行時間はおそらく12時間前後となる。以前の直行特別快速のようなイメージ。乗車賃は安くなり、おそらく臥鋪で500元から700元となるもよう。(以前、Z字軟臥下段499元、D字下段730元だった)