
8月11日、鉄路上海駅切符販売所に動車乗車券について暫定的に発売停止する張り紙が貼られた。8月15日以降、上海駅上海虹橋駅から出るすべてのG字とD字の列車の乗車券発売が停止される。
「この二日間、京濾(北京・上海)エアチケットはほとんど正規料金でしか売りに出ていない。一番安いものでも3割引きが最高。それも夜行便ばかり。一部ゴールデンタイムのフライトで残っているのはファーストクラスだけ。」これは昨日、携程旅行網のエアチケット販売担当者が語った話。更に「京濾高速鉄道が開通した当初、エアチケットは半額まで下がったのとはえらい違い。北京発上海往復の飛行機だけでなく、高速鉄道沿線のエアチケットすべてが値上がりしている状態だ。」とも。
昨日、上海鉄路局が出した最新情報で京濾線フライトは更にビジネスチャンスを掴んだことになる。上海鉄路局は、ダイヤ調整のため、即日から次の通知まで、8月15日及び以降の京濾、濾寧、濾杭高速鉄道の全ての動車列車(新幹線)の切符を暫定的に停止する、とした。
京濾高速鉄道が開通して二週間が過ぎ、ぼちぼち京濾線フライトの乗車率も元に戻ってきている。新幹線事故や度重なる故障は鉄道利用者を減少させ、再び飛行機が選ばれ始めている。目下、京濾線の乗車率は85%から90%。高速鉄道開通前のレベルに持ち直し、チケットも値上がりしはじめている。