
6月1日、北京市軌道交通建設管理公司は、地下鉄8号線二期北エリアについて年内にも開通すると発表。建設中の6つの駅は全て天井が塞がり、今は駅構内の内装工事や設備設置などの作業に入っているところ。線路敷設率13%、トンネルは今月末に全て貫通予定。二期で走る車輌は8月5日に北京に到着し、9月1日に調整、9月20日に試乗運転に入る計画。
8号線二期はオリンピック支線から南北二つのエリアに分かれる。北エリアは回龍観小区と一期森林公園駅で繋がる。南エリアは一期の北土城駅から二期終点中国美術館駅まで。あわせて4つの駅で他線と接続する。北エリアは全長10.7キロで、森林公園南門、林萃橋、永泰庄、西小口、育新(元、西三旗)、霍営I(13号線の乗換え)、回龍観東大街と6つの駅が設置される。開通後は回龍観や三旗居民の重要な交通手段となり、また八達嶺高速の渋滞を緩和。更に北部四環路、五環路区域や、地下鉄13号線西エリアの運営圧力も緩和する効果が望まれる。
8号線北エリアは主に新興文化住宅地に敷設。駅ホームのデザインは「併図」を理念に、天井は二色の金属タイルを組み合わせ、中に一本異なる色が挟まり、中軸線をイメージ。乗り心地のよさを考慮し全駅60センチほど高くなり、3.8メートルに設計されている。
全体工程は三期に分かれて建設されており、一期工程(オリンピック支線)は北は森林公園南駅から南の北土城駅で、この線はオリンピックど同時に開通運営している。二期工程は北エリアで今年年末までに開通しオリンピック支線と繋がり運営される。南エリアは来年年末までに貫通運営される予定。