故事 -丁未堂版画展-

  北京を拠点に活動する日本人版画家・丁未堂。留学生として中央美術学院で版画を学んだのち、書籍やインターネットメディア等で10 年以上活躍。パンダや犬など親しみやすい動物のモチーフや、造詣の深い中国玩具や中国風俗をテーマにしたものなど幅広い。
今回の展覧会では中国と日本、両国に古くから伝わる民話や神話をテーマに作品を制作。西遊記の『猴子吃桃』や日本の『文福茶釡』など約10 点をすべて新作で発表するほか、過去の作品も展示。 民話や神話は古来より、ひとからひとに連綿と受け継がれてきた、いわば人の手によって守られてきた物語だ。
いつ、だれに教わったのかは覚えていなくても、誰もがそんな物語をひとつふたつは諳んじることができるのではないだろうか。 来場者は、中日両国の間に立つ丁未堂という版画家によって表現された物語を受け継ぐ、あらたな伝道者となることだろう。ふたつの国の物語が海をこえ語られること、それはどんなにか幸福なことだろう。
 

＞＞会期
2014 年12 月6 日-12 月20 日
※開幕式12 月6 日15: 00 - 17: 00
入場無料、無休、10: 00 - 18: 00

＞＞イベント
12 月13 日-14 日 Xmas アートマーケット in TAM（丁未堂とTAM がセレクトするアート作品や工芸品、グッズなどを販売）
12 月20 日 特別トークイベント（詳細未定）

＞＞住所
TAM（Town Art Museum）
北京市朝暘区建外SOHO 西区15 号楼1 階1501 室
E-MAIL. townartmuseum@hotmail.com
TEL.010-57289856
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